中小企業の不正会計と監査役(3/3)

前回、前々回は、 公認会計士の監査を受けない中小企業でどのような会計不正が発生するか、また唯一対応できると言ってよい監査役がどのようにそのような不正に対応すべきか 上場会社でもよく行われて問題となる「循環取引(架空循環取 […]

中小企業の不正会計と監査役(1/3)

1.中小企業と会計不正 1)小規模会社の会計不正について 上場会社の場合、会計不正のほとんどは上場会社における有価証券報告書などの虚偽記載、すなわち金融商品取引法上のディスクロージャーに関する不正であると言っても過言では […]

個人事業主と消費税(帳簿がないと大増税?)

1.はじめに 最近消費税については、10%への増税や、生活必需品などへの軽減税率の適用などの大きく変化がありました。小規模な個人事業においても、無視できない税負担になってきたと思います。 最近のように大きな増税となると価 […]

帳簿を甘く見ると「消費税」で痛い目に~消費税の帳簿要件

私たち税理士は、税務業務の一環としてお客様の様々な取引を記録した「帳簿」を作成することがあります。 よく「記帳代行」などと呼ばれている仕事ですね。 この「記帳する仕事」が税理士の仕事だと思っておられる方も多いのですが、違 […]

医療機関の不正防止・調査

私達が病気や怪我の治療の際お世話になる、病院や診療所等の医療機関。 これらは地域にとって非常に大事な存在です。 また医療機関は一種「聖域」として、一般的な営利企業とは異なる組織体制や文化を持っていることがほとんどです。 […]

税理士は仕事の全てを記録すべし?

私たち税理士は、法人税法、所得税法、相続税法、民法や会社法といった会計・税務に関係する法律に従って仕事をしなければなりません。でないとお客様に迷惑をかけるばかりか、自身にも重いペナルティを受ける場合があります。 これに加 […]

「にせ税理士」について

1.税理士の使命とは 税理士法第1条には、税理士の使命として「税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそって、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を […]

令和元年度 査察の概要

30年以上前の映画「マルサの女」で一躍有名になった「査察」。 この制度は、受忍義務はありながら事実上任意である「税務調査」とは違って、悪質な脱税者を強制的に取り調べ、脱税について刑事責任を追及する強力な手続です。 この「 […]