中小企業の不正会計と監査役(3/3)
前回、前々回は、 公認会計士の監査を受けない中小企業でどのような会計不正が発生するか、また唯一対応できると言ってよい監査役がどのようにそのような不正に対応すべきか 上場会社でもよく行われて問題となる「循環取引(架空循環取 […]
前回、前々回は、 公認会計士の監査を受けない中小企業でどのような会計不正が発生するか、また唯一対応できると言ってよい監査役がどのようにそのような不正に対応すべきか 上場会社でもよく行われて問題となる「循環取引(架空循環取 […]
1.中小企業と会計不正 1)小規模会社の会計不正について 上場会社の場合、会計不正のほとんどは上場会社における有価証券報告書などの虚偽記載、すなわち金融商品取引法上のディスクロージャーに関する不正であると言っても過言では […]
1.電子申告とその義務化について 米国などに比べ遅れていた行政の電子手続化を進めるため、2004年に施行された「行政手続オンライン法」(正式名称は「行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律」)に基づき我が国でも […]
1.はじめに 最近消費税については、10%への増税や、生活必需品などへの軽減税率の適用などの大きく変化がありました。小規模な個人事業においても、無視できない税負担になってきたと思います。 最近のように大きな増税となると価 […]
私たち税理士は、税務業務の一環としてお客様の様々な取引を記録した「帳簿」を作成することがあります。 よく「記帳代行」などと呼ばれている仕事ですね。 この「記帳する仕事」が税理士の仕事だと思っておられる方も多いのですが、違 […]
私達が病気や怪我の治療の際お世話になる、病院や診療所等の医療機関。 これらは地域にとって非常に大事な存在です。 また医療機関は一種「聖域」として、一般的な営利企業とは異なる組織体制や文化を持っていることがほとんどです。 […]
①セカンドオピニオンとは 「セカンドオピニオン」とは、元々医療の世界の言葉です。具体的には、「治療や手術などの方針について現在かかっている医師とは別の医師の意見を聞き、参考にすること」を言います。 医師とて全てにパーフェ […]
私たち税理士は、法人税法、所得税法、相続税法、民法や会社法といった会計・税務に関係する法律に従って仕事をしなければなりません。でないとお客様に迷惑をかけるばかりか、自身にも重いペナルティを受ける場合があります。 これに加 […]
1.税理士の使命とは 税理士法第1条には、税理士の使命として「税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそって、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を […]
30年以上前の映画「マルサの女」で一躍有名になった「査察」。 この制度は、受忍義務はありながら事実上任意である「税務調査」とは違って、悪質な脱税者を強制的に取り調べ、脱税について刑事責任を追及する強力な手続です。 この「 […]