一年の総括

例年以上に忙しかった今年もあとわずか。 新年からあっという間の1年間でした…

一説によると、「歳を取るほど一年が早く過ぎる」というのは、本当に年齢、というか過ごしてきた時間と関係があるらしいです。 過ごす物理的な時間は老若男女皆同じでも、体感する速さは時間を経験の多さで割ったものになるのだとか。

今年は、世界中で東日本大震災をはじめとする天変地異と言っても良いような災害や、ヨーロッパでの経済危機などの問題が多く起こりました。 私や私の周囲でこれらを直接受けた方はおられなかったのですが、大変な目に遭った方々に対しては来年が良い年となることを祈りつつ、今年の総括行きます。

<仕事>

前年やその前とはうって変って前向きに忙しい一年となりました。

これまでの常識を超える規模のスポット業務、地方への出張、相続の発生など、新規業務が目白押しとなったことに加え、新規顧問先も若干増えてきたことによるものです。これに加え、会計士協会近畿会の役員や国際委員長などの役職、ロータリークラブの影響もあり、息つく間もないくらいの毎日となってしまいました。この結果、事務所は先代を含めても過去に類を見ないレベルで増収増益を達成することとなりそうです。

個別案件においても、財産隠しと取られても仕方のない絶対絶命な状況にあった相続税調査を文書の力で押し戻したり、(結論はまだ出ていませんが)国税不服審判所での審判にチャレンジしたり、また自分自身の税務調査を受け、無事終了したりと、小さくとも重要かつ今後に資する論点をたくさんこなすことができました。

その反面、お世話になった方やそのご家族のご逝去も少なくありませんでした。相続税申告書作成という業務は、大事な人を失うことから始まる仕事である、という大変難しい事実を再認識させられました。正直もうしばらく相続税申告書の作成がないことを祈りたいほどです。

昨年の事務所改装は非常に効果的で、私だけではなく職員も快適かつ効率的に仕事を進めることができました。 前年までのような人の問題も全くなく、とても気楽に経営させてもらえた点、職員のみなさんには本当に感謝しています。

<プライベート・趣味>

お客さんから不動状態で貰い受け、ぼちぼちとリストアしながら乗っていたMoto Guzzi LeMans 1000。

最終的には全くノートラブルな状態まで達成できたため、意を決して東京往復を敢行しましたが、故障もなく完璧に任務を遂行してくれました。

25年前のバイクが、何の苦も無く1000キロを超える一気走りに耐えるというのはやはり感動ものです。 が。 これを機に、この歴史ある美しいバイクを他の人にも味わってもらうため譲渡。代わりに2台目のBMWとなるG650X Country(クロスカントリー)がやってきました。

仕事の忙しさもあってバイク以外の内容があまりありません(笑 ただ、相変わらず(あまり多くはないものの)とても良い友人たちに囲まれ、楽しく過ごすことができました。特にキャブレターズのみなさん、本当にありがとうございます。

家庭においては、長男が無事難関の中学受験に合格したことが一番の喜びです。嫁さんともども本当によく頑張ってくれたと感謝しています。

<体調>

片足1.5キロのアンクルウエイトを普段から装着して極力歩いたり、筋トレしたりと頑張ってはいるのですが、体重を増やさないので精いっぱい。健康診断の結果もばっちりというわけではありませんが、なんとか風邪もひかず無事生きてます。

<来年の目標>

今年のように大きな収入は見込めないと思いますが、後半から始めた業務改革、営業体制を本格化させ、きちんと基盤を整えたいと思います。 ここ数年蒔いてきたたくさんの種を、これから2、3年で少しでも実らせたいところです。

今年もたくさんの方に助けられ、無事一年を終えることができました。 来年は皆様にとっても平和な良い年となりますように。