一年の総括

歳を取ると一年が早くなると言いますが、まさにそんな気分です。 あっという間に2013年の大晦日となりました。
今年は経済が回復の兆しを見せた年となりましたね。
賛否両論あるようですが、現政権の成果であることは否定できないと思います。

世界的には、政治経済ともに脆弱な状態ですし、周辺国との関係がイマイチ良くないことも不安要因ですが、少なくとも日本国内は経済活動があるべき状態に戻るよう期待しています。
来年4月に消費税率がアップする際の影響をどう抑え込むか、また周辺国との関係をどうコントロールするか(*)、そして世界経済が脆弱ながら安定を続けるか、という基礎的な部分が鍵だと思います。
(*)歴史的に見ても隣接する国同士が「友好関係」を保つことはおかしいので、「冷静に対峙する関係」の継続を望みたいところ。

ということで、引き続き「乱世」を視野に入れつつ今年の総括行きます。

<仕事>
年初より、新しい事務所アイデンティティ(ロゴやWEBページデザイン)をスタートさせ、新サービスの営業活動を開始しています。
この営業活動が成果を発揮するのは来年になりそうですが、既存の分野も順調にお仕事を頂くことが出来、昨年と同レベルの成果を残すことが出来ました。

さて一年間の業務で大きなトピックは「税務調査対策」です。
平成12年あたりから連綿と続けてきた「税理士法第33条の2添付書面」を利用した税務調査対策が完成の域に達し、今年はとうとう所得税、法人税、そしてなんと相続税の税務調査まで「省略」を実現できたのです。
この省略手法は、単に調査の負担を減らす、というだけではなく、顧問先様における「税務リスクマネジメント」が非常に高度なレベルで可能となることを意味します(詳細はこちら)。
今後「私の事務所が関与させて頂ける顧問先様は、税務調査についての心配は一切ない」と断言できるレベルまで完成されました。

なお4月にはマレーシア、6月にはラスベガス+ロサンゼルス、12月にはバリ島+バンコクと、気が付けば4か国も訪問した年でした。それぞれたくさんの経験と成果が得られ、海外分野でも実りの多い年になりました。

<プライベート>
こんな状況ですので、プライベートなんて特筆すべきものはありません…
海外行きの際ホテルや食事を楽しんだり、移動の際バイクを使ったりと、うまく織り交ぜないと難しい状態です。
「日曜日の午後5時ごろ一週間の仕事が終わる」なんて危機的状況を改善するため始めた「週末フリー化計画」は、なんとか「週末の大きな仕事が3つ以内」というところまで来ております(トホホ
唯一、バイクの変更が。G650Xカントリーという小さなバイクから、R1200GS(空冷最終バージョン)という大型オフロードに変わりました。このバイク、日本で売られているBMWバイクの中で一番人気なのですが、その人気にたがわず運転のしやすさ、楽しさはスポーツタイプをしのぐほど。今年は一度大阪-松山往復を試しましたが、疲れは一切ありませんでした。

<体調>
風邪ひとつ引かずに一年乗り切ることを目指していたのですが、5月に問題が起こりました。
突然腹(というより胃)が張って食事が通らなくなり、体のだるさやその他の不調で動けなくなってしまったのです。
が、胃カメラや内視鏡検査まで行って出た結果は「疲れですね」(笑
結局、胃の働きを良くする漢方一発で治りました。
知らない間に疲労がたまっていたようで…
その他は比較的楽に過ごせたようです。
忙しいのは変わらないのですが、疲れを溜めないよう気を付けて来年一年頑張りたいと思います。

<来年の目標>
来年は、今年完成した「税務調査のコントロール力」を、事業承継を中心とした新サービスに加えて、現在の問題解決力をさらに強化、拡大します。
このことで、経営者の皆様の不安を少しでも取り除けるよう、今まで以上に努力したいと思います。
もう一つ、来年は私が監査役を務める会社の上場が予定されています。非常勤ですから常駐する訳にはいかないのですが、会計士・税理士・不正検査士としての経験やスキルをフルに投入して、確実に実現できるようサポートしたいと思っています。

今年もたくさんの方に助けられ、無事楽しく健康で一年を終えることができました。 来年も皆様にとって良い年となりますように。